最近気になること。それはテレビでは関西芸人がたくさん活躍し、関西弁が日本全国津々浦々まで
伝播していく中で、小松弁という我々父祖伝来の受け継がれてきた言葉が失われ、若い世代がおか
しな関西弁を使っていることに、「ちょっ待てまいや!」と感じる機会が多くなったこと。
金沢には金沢言葉があるように小松にもちゃんと言霊ともいえる小松弁がある。学校では親方日の
丸の国語を教えても、小松弁や風土は教えない。
私は日本人である以上に、小松という土地に生まれ育ちアイデンティティをもっている。そういった中
で日本の地方それぞれの風土や言葉を守ろうという機運が見られるのはうれしい限りだし、テレビ番
組でいろいろな地方の言葉を紹介するようなものは歓迎する。
日本人が全員標準語しか話さないような画一化された社会を理想とする人もいるだろうが、それは
おかしいと私は異を唱える立場です。
こんな小さな島国でも本当に無数に地域ごとのいろんな言葉や食べ物、価値観があるのはみんな
が個性豊かに暮らしきた証拠だしそういうその土地その土地の風土はこれからも受け継ぐべきであ
ると思う。
小松オリジナリティの発露として小松弁を守っていくことは大切だとひしひしと思うのである。
2011年11月
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